生前に申込はできますか?
はい、可能です。ご家族と必ずご相談の上、お申込みください。その際のご予約金等は一切不要でございます。また、弊社からお客様への死亡の確認はできませんので、遺言書などに書き留めていただくことをおすすめします。代金のお支払いなどにつきましては、別途ご相談ください。
散骨の準備段階においてしなければならないことは何ですか?
あらかじめ周囲の人々と十分話し合い理解を求めましょう。ご本人やご家族が散骨をご希望しても、ご親戚等の理解が得られなければ、最後の意志が叶えられないこともあり得ます。また、たとえ散骨を無事に終えてもご家族がそれによって非難されることがあってはいけません。生前にご本人が散骨を希望する場合は書面にてその意志を明示しておくのが良いでしょう。
散骨は違法ではないのですか?
昭和23年に制定された「墓地埋葬等に関する法律」には 散骨に関する明文がまったく無く、法曹関係者の見解は「節度をもって行われる限り問題はない」 となっています。ただし「埋める」行為は法に反するため、陸での散骨を行う場合は注意が必要です。
自分のお墓を持っているのですが、一部だけ散骨したいのですが?
一部を散骨し、残りをお墓に納骨することももちろん可能です。
お墓にすでに納骨されている遺骨を散骨することはできますか?
はい、可能です。ただし、既にお墓に納骨されている場合は、改葬の手続きが必要になります。弊社では改葬のお手続きの申請代行も承ります。(別途費用が必要となります。)ご遺族様でお手続きされる事も可能です。
<手続き方法>
1. お墓の管理者に「納骨証明書」を発行してもらう。
2. お墓のある地域の役場で改葬許可申請をし、「改葬許可証」の交付を受ける。その際、散骨する理由を述べて、本来同時に必要となる改葬受入先からの「受入証明書」を不要に。
3.「改葬許可証」が発行されたら、現在のお墓の管理者へ提示し、手続き完了。
故人が生前愛した山に散骨をしたいのですが。
陸地に散骨することも土地所有者の承諾を得れば可能です。しかし土地所有者は変わる可能性もあり、宗教的感情や慣習、文化上の様々な見解を考慮すると、自分の希望する場所ならどこでも行ってよいとはいえないでしょう。
散骨時の注意点について教えてください。
周囲の環境、そして自然環境に対して十分な配慮が必要です。まず遺骨はパウダー化します。環境を損ねるものは一緒に撒くことができません。
(弊社では遺骨を水溶性の紙に包みます。)前述の通り法的な規則はありませんが、マナーを守り周囲の方々の理解を得られるようなかたちで行うよう心がけるべきでしょう。
当日が雨の場合は?気象状況等により船が出港できない場合は?
通常の雨の場合は散骨を致します。しかし、台風やその他の状況により船が出港できない場合がございます。その場合は順延となり、改めて散骨の実施日をご相談させていただきます。
散骨するのに適した時期や季節はありますか?
気候の比較的穏やかな時期(3〜5月)(9月〜11月)に実施される方が多いようです。上記の時期であっても天候に左右され、出港できない日もございますので、ご了承ください。
ペットのお骨と一緒に散骨できますか?
はい、できます。お墓の場合、ペットと一緒に埋葬するのが難しいケースが多いですが、散骨の場合は特に問題ございません。
船酔いが心配なんですが…
天候等により多少揺れることはありますが、あまり心配なさらなくてもよいと思います。船酔いが心配な方は、出港の前に酔い止め薬を服用されることをお勧め致します。また、どの船にもトイレはございます。ご安心ください。
散骨した場所を特定できるのですか?
すべての船にGPSを搭載しており、場所を正確に測ることができます。また弊社では、経度・緯度を記した「海洋散骨実施証明書」と「海図(マーキング入り)」をお渡ししており、メモリアルクルーズも受け賜わっておりますので、いつでも同じ場所に行くことができます。